配色のセンスを磨くならA・F・T色彩能力検定

カラーコーディネーターの検定試験の主催機関はいくつかあります。各機関にはそれぞれ個別の特長がありますので、色彩の知識を将来どのような分野で活かしたいかにより、みなさんが受ける検定も変わってきます。ここからはポピュラーな2つの検定内容について解説します。

●文部科学省認定『ファッションコーディネート色彩能力検定』
社団法人全国服飾教育者連合会(通称A・F・T)が主催する検定試験で、文部科学省が認定している色彩関係では唯一の公的資格です。そして一般には『A・F・Tの色彩検定』と呼ばれとてもポピュラーな検定です。

色彩能力検定の特色は、『配色のセンス』を磨くことを重要視していることです。
感性だけでとらえられがちだった「色に関する知識や技能」を論理的、系統的に学ぶこで、だれもが「理論に裏づけられた色彩の実践的活用能力」を身につけるようにすることを、A・F・Tは目的としています。

そのため色彩能力検定の受験生には、ファッションやインテリア、広告などの業界でデザイナー業に就いている方、またそうした職業を目指す方がたくさんいます。さらにはファッション販売、企画、事務などの職種に携わる方まで、広い職業分野の方に支持されています。また文部科学省認定の検定ということから学生の受験者が多いことも特長のひとつです。

色彩能力検定には3級、2級、1級の3つの段階があります。3級と2級の試験は年2回(夏季・冬季)、1級検定試験は年1回(冬季)に実施されていて、学歴・年齢・経歴などに関係なく誰もが受験できます。

必ずしも3級から受験する必要はないので、学習して身につけた知識に応じて何級からでも受験できます。また、1級と2級、2級と3級は併願が可能で同じ日に受験できます。

色彩能力検定の合格ラインは満点の70%が目安、毎回の合格率は、1級が約25%、2級が約50%、3級が約70%となっています。
一度(一日2回の受験)で、3級と2級にダブル合格を目指すことも十分可能だと言ってよいでしょう。

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